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2006年12月29日

いわゆる「A級戦犯」 第3回

Category:[ 日本の歴史 ]

前回より大分間が空いてしまいましたが、やっと3回目をお送りします。今回は、いわゆる「A級戦犯」を裁いた「東京裁判」について簡単に解説していきたいと思います。

「東京裁判」の正式名称は「極東国際軍事裁判」といい、第2次世界大戦の戦勝国が敗戦国を裁くために行われたものです。

裁判長は、オーストラリア代表。
判事は、カナダ、中華民国、オランダ、フランス、ニュージーランド、ソ連、イギリス、アメリカ、インド、フィリピン。
すべて戦勝国とその植民地の国から選ばれており、敗戦国や中立国からは一人の裁判官も出てはいません。

これだけを見ても、正当な裁判が行われるとはとても思えない訳です。
さらに裁判が開廷されるには当然ながら法的な根拠がいります。現在の日本もそうですが、裁判に訴えたとしても、裁判を行うに足りうる十分な法的根拠がなければその訴えは棄却されます。

ではどのような根拠でこの裁判は行われたのでしょうか?
戦勝連合国側は、この裁判を「ポツダム宣言」第10項に基づくとしていました。その条文には捕虜の虐待などの通常の戦争犯罪の処罰しか求めておらず、国家指導者を裁判にかけるなどという文言はどこにも書いてません。

「平和に対する罪」とか「人道に対する罪」などが定義されている法律なんて無いのにも拘らず、いわゆる「A級戦犯」の人たちはこういった罪で裁かれました。

また、捕虜に対する虐待とかちゃんと法律もあって定義されている犯罪に対しても裁かれたのは敗戦国のみであり戦勝国側は一切裁かれていません。

「事後法の禁止」・「法の平等適用」といった法治社会の鉄則は完全に無視されていた、でたらめ裁判。。それが「東京裁判」なのです。
単なる復習の儀式以外のなにものでもなかったわけです。このような裁判で裁かれた人たちを「戦犯」と呼べるのでしょうか?

いわゆるの所以はまさにここにあるわけです。裁判が裁判として成り立ってない以上、いわゆる「A級戦犯」でしかないのです。

次回は、この裁判で唯一「全員無罪」を主張したインドのパール判事について解説してみたいと思います。ではまた。。


いわゆる「A級戦犯」 第5回
いわゆる「A級戦犯」 第4回
いわゆる「A級戦犯」 第3回
いわゆる「A級戦犯」 第2回
いわゆる「A級戦犯」 第1回


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いわゆるA級戦犯―ゴー宣SPECIAL
小林 よしのり
4344011910




投稿者 zunichi : 2006年12月29日 20:16



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