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2010年02月23日
小林よしのり氏著 ゴー宣 天皇論 -追撃編- 「陛下のご真意を無視できるか?」(SAPIO 3月10日号掲載)に対する水島総氏(日本文化チャンネル桜 代表)の批判について
2010年2月19日(木)放送のチャンネル桜の番組において、雑誌SAPIO 3月10日号掲載の小林よしのり氏著・ゴーマニズム宣言 天皇論 -追撃編- 「陛下のご真意を無視できるか?」(全16ページ)に対して、水島総氏は厳しい批判をされました。
この皇位継承問題については多くの方が関心を持たれており、この件についても、チャンネル桜の番組はネットで動画配信されているので、瞬く間に話題になり、多くの議論をよぶこととなっているようです。
私は、先ず、事実をしっかりと確認することが大事であると思い、以下に今回の番組動画、及び関連の発言が含まれる番組動画と発言のテキストを起こしました。
この件について関心をお持ちの方は、先ずは、『雑誌SAPIO 3月10日号掲載の小林よしのり氏著・ゴーマニズム宣言 天皇論 -追撃編- 「陛下のご真意を無視できるか?」(全16ページ)』と、『チャンネル桜番組内での水島総氏の発言』を、しっかりと確認して頂きたいと思います。
※ 日本文化チャンネル桜 公式動画より
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【皇統】小林よしのり氏「天皇論」に関して
2010年2月18日(木)放送分(動画:18分24秒)
http://www.youtube.com/watch?v=nVeRDpEYn1A
桜プロジェクト木曜日
◎番組内の発言(テキスト全文)
<---------- ここから ---------->
水島氏:
はい、ということで、大変ほのぼのとしたですね、
高清水氏:
ええ、癒しの時間を(微笑み)お過ごし頂きましたが、
水島氏:
(微笑み)ええ、ということで、まあ、そういうね、とてもいいお話の後、ええ、どっちかというと心苦しい話を、ちょっとしなきゃけないということで。まあ、このー、新しく出ましたSAPIOですけれども(SAPIO 3月10日号)、中国が日本を買い尽くすという本当に危険なね、いろんな土地や水やいろんなものを、まあ、ほんとに買おうとしている。企業も狙ってるわけですね。ノウハウも取ってるし、技術も取ろう思ってる。
まあ、こういうお話がある中で、えーこれはですね、ゴーマニズム、ええ、こういうことで、はい、「天皇論」ということで、またこれは是非お読み頂きたいと思いますけども、はい。私たちは、小林さんとも話てですね、テレビの中でですね、こういう「女系だ」「男系だ」ということを、あまりやるのは止めようという話、まあ私がそういう提案をしてですね、こういう中で、その、学問的な論争とかそういうものは、討論で3月の上旬にやる予定ですので、まあそういうことで提案してきました。
ところがですね、遂に私がですね、小林さんのですね、(漫画の)中にですね登場しました。ここに、こういう感じになってる。ここに、こうあるんですけどね(ゴー宣のコマを指さして)。これちょっとアップで撮りますね。これ、ちょっとアップのあれがありますので、はい、こんな感じです(拡大コピーした自分の似顔絵が入ったコマの部分を見せる)。こういう感じで、顔と比べて見るとですね、ええ、結構似てるんじゃないかと(微笑)。
高清水氏:
え?あれ?でも、眉間のところは黒くないですよ(笑)。
水島氏:
あ、眉間がね、大変なんか陰険に黒くなってるんですけども。まあ、セリフまでちょっと引いてみてください。はい、えー、ここに書いてありますね。
(ゴー宣にて自身のセリフとして書かれた部分を引用して)
「万々が一、天皇陛下が女系天皇でもいいとおっしゃったなら、その時は私も従います。しかし女系天皇を認めたら皇統断絶です!国体の破壊です!それでも天皇陛下が皇統断絶、国体破壊を選ぶというのなら仕方がないですけれども!」
っていうふうにですね、書いてあるわけですけども、まあ、これはあのー私はそういう言い方はしておりません。デマを言ってはいけない、嘘を言ってはいけない、ということを、まあ、言わなきゃいけないってことなんですね。まあ、あの、私がお話申し上げてるのは、もし万が一、天皇陛下がそのようなことは仰らないと思いますけども、あのー詔勅やですね、御言葉の中に、「これからは女系天皇でも認めていく」という御言葉、或いは御詔勅があれば、私は何の文句というかですね、不平不満なんか勿論言う権利も無いし、あの、それはすべて従って粛々と勿論、国民として受け入れていくということであります。
と同時にですね、これは歴史的にみれば、二千六百年以上続いた、それまでの男系男子という皇統がここで断絶するということであります。ただ、陛下が仰れば、私はそれはすべて従うということです。良い悪いなんていうことを私は言いません。天皇陛下がお決めになったこと、皇室がお決めになったことは、この日本というのはそういう国でありますから、陛下がお決めになれば私はそれに従うということを、まあ、小林さんと話した時も或いはこの番組でも言ったと思います。そして、結果として歴史的に見れば、皇統が断絶され、国体が変わると、新しい日本が始まるということを言ったわけで、国体破壊などという言葉は全く言っておりません。
で、このこういうですね、一番、共産主義者がよくやるんですけども、左翼の連中がよくやるんですけども、この左のところに、
「何だこれは?天皇陛下を恫喝しているのか?」
「自分がとてつもなく不敬な発言をしていることに全く気づいていない!」
こういうですね、ありもしないことを、嘘をつく。ま、大変卑劣なプロパガンダ漫画になっているわけであります。ま、あの、国体破壊という言葉はつかっておりません。私は皇統の断絶や国体が断絶する、と、それまでの、ことはお話申し上げておりますけど、こういう形で、書くね、漫画というのはやっぱりよくない、卑怯であると思います。だから、あえてですね、この問題については、あのー私の顔が出てますからね、これは言う権利もあるだろうと。私が言ったことなら、「ああ、そうですね。私もそう思ってますよ。」と言いますけども、ま、こういう形でですね、出たことについては、はっきり言っとかなきゃいけない、ということであります。
それからですね、まあ、漫画全体のことになりますけども、ちょっとですね、これは女系論をいろいろ言ってるわけです。何故、私のことを、たぶん、これはこういう形で仰ったかと言うとですね、私が言ってることは実は、女系天皇というのは、実は、皇統の断絶であるっていうことをはっきり言っているわけです。これを主張するということは、天皇陛下が仰るならいいんですよ、自分たちが陛下がそう思っておられるだろうとかね、類推や推測で皇統の問題を突いて、図々しくですね、国民の分際でですね、こういう、あれがいい、これがいい等ということを言う、そのことは実に不敬な問題である。そして、逆賊である、と。陛下が仰ればそれに従えばいいじゃないか、ということを言ってるわけでありまして、それを指摘されるのが怖い人達が、そういう女系主張論者達が、私を逆に、逆賊というような言い方で、自分たちが言われない前に言っておこうと、いうようなことでありまして、国体の破壊者、皇統の断絶を狙う人間達、このことを言われるのが、非常に怖がってるんだろうと思います。
実際に、私はあのー、これまでも、高森さんや小林さんの問題については、チャンネル桜っていうのは幅広い意見とかね、そういうのも許容しながら正しい道というのを皆で考えていこうと、いうことをいってるわけでございまして、だからこそ、小林さんには「ゴー宣(チェリブロ)」をやってもらったり、高森さんにも水曜日のキャスターをやって頂いてるわけであります。
というのは良識を信じたいと思ってたわけです。共に国を願い、皇室の厭さかを願ってる人間として、意見は違うけども、学問的にね、いろんなところで意見を交わしていく、こういうことが必要だ、保守にはそういうのが必要だと思うと、いうことを言っていましたけども、これはいったい何かということであります。
嘘をつく、デマを飛ばす、これまったく左翼ですね。これはねぇ、こういうことは本当にね、あの、良くないことでありましてですね、こういうことをやって、若い人はね、何もあんまり皇室のこととか知らない方は騙せてもですね、あの、ちょっと皇室のこと、或いは本当に皇統の連続というかですね、こういう皇室の厭さかを願う人間にとっては、やっぱりこれは騙せませんよと。こういう、特に発言を歪めて、ね、歪めるとか、これはNHKとまったく同じです。歪曲、捏造、ということ。こういうね、左翼の悪いやり方をしてはいけない。プロパガンダ漫画にしてはいけないと思います。私はこれ、非常に自分のことが書かれましたので、言いましたけど、国体破壊を天皇陛下が選ぶなんてことは言ってませんしね、国体が断絶する、これは新しい日本が始まると、これはもし天皇陛下が万々が一仰れば、私はそれを認めるし、認めるというかですね、それは従いますし、で粛々と新しい日本に向けて、皇室と共に国民としての義務を果たしていきたいと思っております。
そういう問題でありましてね、あーだこーだとですね、皇室の問題について言うことこそ、まあ、君側の奸というね、ということでありまして。
もっと言いますと、ここのところ、まあ、これだけ言いますと、えー、一つ言いますとですね、お願いだから天皇陛下とか秋篠宮殿下の顔をやたらめったら漫画の中で書かないでもらいたい。本当に思います。よくまあ、こういうことをですね、ぬけぬけと、陛下のお顔をですね、漫画に書くか。少し自分の無礼さを分からないだろうかと、自分だったらいいのかと思ってるのかと。
私たちは、御写真の問題もね、アップの写真はやめたほうがいいんじゃないのか、バストショットはやめてルーズショットにすべきだとかいうことまで言ってるわけです。あのー、バストショットっていうのはですね、今、高清水さんにちょっと振れますか。高清水さんに大体近寄って見たとき、このぐらいに見えるわけです。このぐらいの近くでやってる感じになるんですよ。で、私たちは映像の問題としても陛下のお顔というのをね、このあいだNHKが、この、いわゆる一般参賀の時に、こういうアップを撮ったんで、これは失礼だろうということまで言ったぐらいでありまして。ちょっとね。
高清水氏:
似顔絵ということで・・・
水島氏:
似顔絵ですね。
高清水氏:
はい。小林さんはハンサムに書かれてますね。
水島氏:
まあ、そうですね。陛下もね、秋篠宮殿下もハンサムに書かれてますよ。それは、あの、いいんですけども。あのね、まず、陛下の御言葉や御顔というのをね、あの、こういう漫画で使うこと自体、例えばですね、こういう形でですね、まあ、あの、皇太子殿下ですよ。ドアップのね、顔が切れたかたちとかね、こういうギャーギャー言ってる人たちですね、まあ、これ、男系絶対主義者の人たちがこうなってですね、その後にこういう形でですね、皇族のね皆様の御顔をこういうとこに巻き込むなと、どういう神経してるんだと、私は残念ながら思うわけです。
あのー、この中にどれだけ天皇陛下の御顔が、或いは御姿が出てきたか。そして、自分の論をですね、まあ、何て言うんですか、保障するために、秋篠宮殿下の御言葉とか、天皇陛下の御言葉とかですね、こういうことをやたらと多用する。
高清水氏:
あっ、67ページには昭和天皇の御姿も御座いますねぇ。
水島氏:
あの、まあ、こういうですね、自分のその、あのこの立場ね。「ごーまんかましてよかですか?」「駄目だよ」と、これ、言わなきゃいけないわけです。御願いですから、これは、天皇陛下や御皇族の御姿、御顔をですね、簡単に書かないで頂きたい。と、私は思います。
それからですね、もう一つ言いますと、自分たちの論が、あの、これは、細かいことはまたね、討論でやりたいと思いますけども、ちょっと見てください。ええ、こういう、ここに書いてあることですけども、こういうですね、全部推測なんですよ。えー例えば、こういうね、これまず一つ無礼なことがあるんですね。ええ、ここのところに、はい。
「天皇の体調なんかより、オレたちの主張の方が大事だ!」
誰が言ってるんだ?と、男系絶対主義者は言ってるっていうんですね。 これは本当にプロパガンダ。ね、デマをやりながら、やる、共産主義者のやり方と全く同じことをやってる。情けない限りだと思います。それからですね、ここのところにありますけども、はい、えー、例えばここのところですけども、
「ちょっとぐらい想像力を働かせてみよ!(中略)悠仁さまのお嫁になる女性が現れるだろうか?」
無礼千万であります。ね、こんなことをたかだか一平民がですよ、こんなことをね、悠仁さまのね、お嫁さんになる人がいるだろうか。まだ、お小さい、まだ、そういう親王殿下に対してですね、お嫁さんが来るだろうか、来ないだろうか、余計なお世話を言うんじゃないと、はっきり言わなきゃいけないわけです。この無礼さっていうのは本当に、正直言うとあんまり、私は、今日は感情的にならないように言ってますけど。天皇陛下の、例えばこのとこですね、
「娘を絶体絶命、断崖絶壁の皇室に嫁がせようと考える両親がいるだろうか?」
絶体絶命で断崖絶壁なんて。まあね、溜息出ちゃうんですけどね。まあ、こういうね、あのー、普通の家庭の家だとしてもですよ、あんたのとこはいろいろと難しい状況だから嫁さん来ないよとかね、両親が許すかどうかとかね、そんなことは普通の家に対しても言わない。まして、御皇室のね、その在り方、つまり、悠仁親王殿下というね、人間と言っていいか、ちょっとこれあれですけども、そういうお方がいらっしゃるのにね、もうこういうことを言うってことは、やっぱりこれ、本当に無礼千万と私は言わざるを得ないわけですね。
高清水氏:
そして、私あの、昨年ですね、寬仁親王殿下のところのお二人の女王殿下にお話を伺わせて頂いて、あの、このことに関して、まあ男系・女系っていろいろ議論になってることも踏まえた上で、あえて質問をさせて頂いてインタビューさせて頂きました。その時には、三笠宮家としてということで、御意見を頂いて、長い歴史の重さということも分かっておりますし、今、自分たちがここにいらっしゃるってことの意味といいますか、それまでの歴史ということを大事にすると、これからもそれは大切に引き継いでいかなくてはいけない、というふうにはっきりと彬子女王殿下は仰られておりましたし、あの、これは三笠宮大殿下、昭和天皇の弟宮にあたりますけども、三笠宮家の見解としてはそのようであるということは、まあ、髭の殿下として親しまれている寬仁親王殿下も御自身の機関紙の中で発表されています。だから、その、三笠宮家のお話については、漫画の中では触れられて、いないですね。
水島氏:
つまりね、御皇族のそういう、男系男子のね、長い皇統を護りたいという御意思のことは全くお話にならない。自分の都合のいいところだけ取り出して、若い人をたぶらかそうとするような形になってしまう。あの、これはやっぱり、デマ宣伝みたいな形になるわけです。それから、もう一つ言いますと、ここに、ちょっとここのアップ下さい。これも天皇陛下の御姿をやりながらですね、
「このまま陛下のご憂慮を無視し続けていいのだろうか?」
「このまま陛下のご心労を放置し続けていいのだろうか?」
勿論、陛下にはいろんなご心労が御座います。御自身のご体調も含めましてですね、あの、皇太子殿下、皇太子妃殿下のご病気、ご回復をいろいろご心配なさっている。こういうこともあると思います。そういうことの心労をすべてね、女系論にですね、あの、持ってってね。えー、悠仁親王殿下が御生まれになって大変お喜びになってる、まあ、いろんなニュースやああいうのも聞いておりますけども、ご心労と同時にお喜びもある。そういう中で皇室の厭さかを陛下が願っておられる、ということであります。
それと同時に、もう一つ言いますと、ここに、いろいろ「だろう」とか推測とかいうのが凄く出てくるわけですね。
「天皇のご真意よりも我々の考えのが上」
「天皇なんか我々の意のまま」という意識が根底にあるからだろう。
これ、だろうだからいいかっていいますと、これは男系を言ってる人たちに対する、ね、「天皇なんか我々の意のまま」なんて誰もそんなことは考えてないし、言ってもいないわけです。そういう形でこういうことを繰り返し述べている。そういう、陛下の御意思は、陛下のことになって、勿論、このね、羽毛田さんというね、いろいろ言ってるといって、これも「陛下の意を汲んでのことだろう」だろうなんですよ、これ。或いは、もう一つ、皇室ジャーナリストの神田さんの中でいうと、「もうまかせてもいいという感触を持たれたのだろうと推測する」。えー、こういうですね、それから、
「天皇の側近たちはみな、「女系天皇への道筋」をつけようと苦慮しているのだ。」
本当に側近たちが、全員がですね、皆、こんなことは本当かどうか分からない。全部、推測。それから、もう一つ言えば、宮内庁でいるのは外務省の人たちが多いということもありまして、ということもあるわけであります。で、お願いですから、ここのところで、推測、推測、このですね、「親としての立場から眞子さま、佳子さまの将来を心配した発言だろうと推測する」と、推測、推測ばっかりなんですよ。そして、秋篠宮殿下の御顔とか発言をこういうとこで利用しないで頂きたい。と、同時にもう一つ最後に言わせて頂くと、これが一番今回の小林さんの一番、あの、私はまずいとこだと思います。このアップお撮り下さい。はい、ご自身の顔と陛下を並べるような、こういう態度でこういう漫画、はっきり言いましてプロパガンダ漫画にですね、皇族の御顔や写真をお願いだからやめてもらいたいと、使うのはですね。これが、小林さんの皇室に対する本質的な姿勢。ここに現れちゃった。そして、自分が憐憫(※1)という情のね、ことを使いますけども、憐憫(※1)なんていう大変、日本の美しい言葉、陛下が好きだとか言うのはいいですけども、そんなものは私たちはアピールはしない。黙って皇室の厭さか、それを、心と体をもって護ろうと考えます。まあ、以上であります。また討論もしたいと思います。
<---------- ここまで ---------->
※1:
ゴー宣には「恋闕(れんけつ)」と書かれており、水島氏もそれを指摘されようとしていたが、「憐憫(れんびん)」と言ってしまわれた。この間違いについては、翌日にお詫びと訂正がなされました。
【訂正とお詫び】桜プロジェクト2月18号
2010年2月18日(金)放送分(動画:0分43秒)
http://www.youtube.com/watch?v=Z2Q1wmBQIcI
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【水島総】「皇統の維持」の意味するところとは
2009年12月3日(木)放送分(動画:14分14秒)
http://www.youtube.com/watch?v=2V1F4g7StoM
桜プロジェクト木曜日
◎番組内の発言(テキスト全文)
<---------- ここから ---------->
水島氏:
さて、あの、その先ほど申し上げました、皇室の問題ですけど、私たちの、この間もちょっと申し上げましたけど、基本的な立場を述べたいと思います。ま、こういう中で、あまり、女系がいいとか、男系がいいとかっていうのは、私たちはあまりやるべきではないと、実は思っております。ただ、きちんとした形では議論はしなきゃいけないと思います。
そういう中でですね、まあ、あの高森さんがせっかくの提起をして頂きましたので、この、まずはですね、昨日、あの、やったこと、私たちの、私っていうか、まあ、私たちって言っちゃいけないな。高森アイズで言った、3点の問題について、あ、4点ですね。こういう形で高森さん、仰って頂きました。
「皇室典範をめぐる最も基礎的な4つの論点」、ということですね。これで昨日、お話頂いたんですけども。まず、
「①皇室の存続、皇統の維持を願うのか、否か」ということなんですけれども、一部、まあ、これは私とか、そういう一部の人は「もう断絶してもいい」みたいなことを言ってるというね、ていうことを言ってますけれども、あの、仰ってました。これは、非常に誤解がある。これ、一つだけはっきり言わなきゃいけないのは、「皇室の存続」つまり「皇統の維持」というのを願うということはですね、私は「女系になる」というのは、もう、皇統で無くなる。ここのとこの理解が、もの凄く必要だっていうことです。男系男子という形で、勿論、女性天皇は、持統天皇をはじめ、何人かおられます。これは、ただ、あんまりいい言葉ではないですけども、「繋ぎ」というと可笑しいんですけども、次の男系男子の天皇に渡す為のものであって、そのお子様が天皇陛下になられたとかね、そういうことはない、あの、お子様というか大きくなられてなった場合は別ですけども、自分の、そういう形で女系になったことは一度もない。「皇室の存続、皇統の維持」というのは、これは、女系に変わるということは、もう、皇統では無くなる。つまり、女系をやるということは皇室の存続、皇統の維持というものを願っていないということ、いう風に考えなきゃいけないってことです。ここを間違えるとですね、ただ「天皇」という名前とか、そういうことがずっと続けば、皇室が続く、皇統が続く、というのは、これは全くの近代主義思想でありましてですね、全くこれは違うということであります。
男系男子という2600年以上続いた、この、流れが途絶える、女系に変わるということは、皇統の断絶であります。つまり、女系がいいという人たちは、皇統の断絶を願ってる。これは、私たちの認識であります。つまり、中身は変わってしまって、表面だけが「天皇」という名前がついているから、これは皇統が維持されてるんだってことは、とんでもない間違いで、ここのところがはっきりしないと、女性でも男性でもいい、女系でも男系でもいいっていうのはね、これは全く違うんで。つまり、本当の意味で2600年続いた形、男系男子の継承というものがここで無くなれば、ここで、皇統は断絶してしまう。つまり、女系を選ぶということは2600年の伝統、皇室の伝統、つまり、皇統がここで途絶えるということであります。だから、女系を選ぶということは皇統の断絶を願っているということになってしまうわけです。決して、形だけが、天皇は残ればいい、ということではないということであります。これは、先週、私は文化と言いましたけども、いわゆる「国体」であります。国体というのは文化の精髄というかですね、そういうものでありまして、「政体」「制度」というのは、政体、政治の体制と書きますけども、政体である。そこをごちゃごちゃにすると、天皇の名前さえ繋がってれば、女性でも男性でも、男系でも女系でもいいという論理になってくるっていうのが私たちの立場でありまして、皇統の断絶が女系を選ぶことである、と、もう全く違う。名前だけが、天皇になるということです。
それから、もう一つ「②皇室の御意思に忠実であろうとするのか、否か」。これは、皇室の御意思というのは計り知れないものが御座います。大御心というのは、私たちは分かりません。そして、こうあるべきだとか、あああるべきだとか、私は言いたくありません。ただ、私たちは歴代の今上陛下まで、2600年、この皇統というか男系男子というものを繋げてきた、この神武天皇はじまって以来の、この皇統のあれが御意思だったと、これまでは思っております。そして、もう一つ、あえて言えば、もし、こんなことは無いとは私は思いますけども、もし、今の今上陛下が愛子内親王殿下でもいいと、こういう形の女系でもいいと、もし、仰るならば私は従います。しかし、ここにおいて、2600年の皇統は断絶し、新たな皇室という、別のものの皇室が生まれるということでありまして、全く新しい時代が来るということでありまして、継承でも何でもない。ということを、はっきり、私たちは自覚しなければいけない。つまり、陛下の大御心で、そういうことをお決めになるなら、私はそれに従いたいと思います。何の文句もありません。陛下が、本当に直接、そういうことを国民に呼びかけられ、或いは、そういう勅語というか御言葉というか、こういうもので仰れば、私は従いますけれども、まあ、そういうことは無いと思いますけれども、そういうことだと思います。ただ、それも、日本の文化の精髄、国体がそこで、天皇陛下のお言葉によって断絶がされるということで、それは、私は従いたいと思いますけれども、そういうことはありえないと思います。えー、2600年。つまり、天皇陛下の御意思というのは大変大事なことで御座いますけども、後でまた申し上げますけども、そういうことでありまして、陛下がお決めになるなら、それは従いますけども、これも、2600年の皇統の歴史がそれで終わるということであります。えー、ということで、忠実であるかどうか、ということ自体をあまり慮る、想像してあーだこーだいう問題ではないということ。
それから、「③皇室典範の改正を求めるか、どうか」ということでありますけど、皇室典範が、私たちが心配しているのは、改正を求めるとか、良くなることは良いことですけども、これは摩り替えがありましてですね、皇室典範の改悪を私たちは恐れてるわけで、つまり皇統を断絶する、女系というね、まったく、これまでの2600年の歴史と違うものが生まれてしまうような改正が、改正という名の下に皇室典範が変えられるということは非常に私たちは危惧している、ということでありまして、そういう改悪なら求めない、ということであります。あの、いい形の、例えば、男系男子を求めるためには、例えば旧・宮家の復活、或いは養子制度、例えばこんなことは、私たちが言うべきことでは無いかもわかりませんけれども、秋篠宮家の佳子さま、眞子さまのところに、旧・宮家の男子とですね、ご結婚なさって頂ければ大変いいこともあるだろうというようなイメージは御座います。養子になって頂くとか、いろんな形の改正、それから、もっと言えば私自身は、側室という言葉は、一般の国民は認めがたいかも分かりませんけども、皇室は皇室であります。私はそれも、個人的には、これは個人的な意見です。まるで。側室制度とか、そういう制度的な問題としては認めてもいいんではないかと思います。ただ、これは、大正天皇、昭和天皇、まあ、そういう天皇様が、そうお決めになって、自分はそういう側室を持たないというふうにお決めになったことですから、これも文句を付ける筋合いのものでは御座いませんし、それは、天皇陛下がお決めになることであります。ただ、私たちは制度として、もし、いえば、これは当然あってもいいことだと私は思います。それから、旧・宮家の復活も、あの、米軍によってやられたわけで御座いますから、これも、私たちは復活というものを徹底的に追求すべきだと思います。それから、養子制度その他も考えられる限りの、男系男子ということを、今まで2600年、日本人が必死になってやってきたことを何とか、私たちも先祖に見習って、やるべきではないかと思うわけでありまして、そういう意味での皇室典範の改正は求めてもいいとは思いますけども、今、民主党政権という、この、革命政権。酷いことを、外国人参政権とかいろんなことをやってる時に、こういうものを、改悪をすることを私たちは賛成しないということであります。
それから、「④妥当かつ実現可能な危機打開策とは何か」。これはもう、大変、大事なことですけども、「妥当かつ実現可能」というのは国民目線ではないということであります。これは、私たちが出来る限りのこと、つまり、2600年続いてきた、それから、今上陛下まで続いて来られた、皇統の意思。これは男系男子だったわけです。少なくとも、今日、こんにちまでは。これを護るために、妥当かつ実現可能な危機打開策というものの、案であって、ただ、女系という皇統断絶行為。これ、皇統を断絶するような行為、このことに関しては、非常に私たちは絶対に反対するということであります。皇統を断絶する行為であります。これは断言します。はっきり。女系というのは皇統断絶の行為であります。そこを間違えてはいけない。それから、ここの中に一つありますけれども、(イ)側室の復活(ロ)旧・宮家系国民男子の皇籍取得(ハ)男系と共に女系による継承も可能にする、これ、高森さんが述べていたことですけども、この(ハ)というは、これは、はっきり分けなきゃいけない。私たちはそれを自覚した上で、陛下がお決めになるなら認めます。つまり、皇統を断絶して新しい皇室を始める、こういう形の天皇陛下のお言葉だったら、それは私は認めますけども、これは男系と共に女系による継承、これを可能にするなどということは、皇統断絶行為でありまして、2600年の先祖の意思に背く、大変、私から言えば、はっきり言いますけども、反逆行為であると。はっきり思うわけであります。
このことをはっきり言いまして、ただこういうことを、まあ、高森さん、「アイズ」で述べちゃったんでね。私は、これは本当は議論の中でお互いにやるべきで、一方的に、あーだこーだやり合うことは良くないと思いますので、ですけれども、このことは言わせて頂く。このね、認識が、一般の人にも、女系でもどうでもいいじゃないかっていう意見が多いんですよ。というのは、皇統断絶ということが、女系というのは皇統断絶なんだよと、新しい皇室を、まったく、イギリス王朝のような、そういうものが始まるんだよと、いうことをやるんだということを自覚して頂きたい。皇統断絶を主張している人たちだと私は思っておりまして、これは、はっきり言いますと、許せない行為であって。善意で、まあ、例えば、私は思います。こういう人たちも皇室のことをご心配なさって、いろんな議論を述べているとは思いますけども、現実的には社民党や共産党、或いは民主党のいわゆる社会党系の人々の、に、基本的には中国、或いは朝鮮、こういう反日外国諸国の一番の希望は、日本の中心の国体を破壊すること。その、残念ながら、お先棒を担いでしまう、そういうことになりかねないということ。今、こういう時期にですね、こういう話を持ち出すということは非常に残念なことでありまして、これは、私たちとしては絶対にこれは許容できないということであります。ここだけは、はっきり申し上げまして。ただ、議論はね、皆さんも、その、国を愛した形で心配して仰ってると思いますので、これは冷静なかたちで議論を行わなければならない、ということであります。
ひとつ、また、あのー、ちょっとね。
高清水氏:
そうですね。あのー、天皇陛下の御即位二十年、二十周年に際しての記者会見で天皇陛下が述べられた御言葉。改めてご紹介したいと思います。
「皇位継承の制度にかかわることについては、国会の議論にゆだねるべきであると思いますが、
将来の皇室の在り方については、皇太子とそれを支える秋篠宮の考えが尊重されることが重要と思います。
二人は長年私と共に過ごしており、私を支えてくれました。天皇の在り方についても十分考えを深めてきていることと期待しています。」
とはっきりと、お話されているんですよね。
水島氏:
えー、今言ったように、皇位継承制度ですね、制度に関わる問題は国会議員が喋ってもよろしいと、しかし、皇室、皇統の在り方、これ、私、皇室の在り方っていうのは皇統だと思います。「皇太子とそれを支える秋篠宮の考えが尊重されることが重要と思います。」とはっきり述べております。これは、先週、私が言いました、文明の政体、文明によって鎌倉幕府に変わったり、室町幕府に変われば、南朝だ北朝だと、いろんな形で皇位継承制度っていうのは政治の影響を受けます。しかし、皇室の在り方については、これは、皇室が決める、とはっきり天皇陛下が仰ってます。民のやることではない。だから、陛下がそういうふうに、新しい、もう皇統を断絶して新しい皇室を作るんだと、まあ、お決めになれば、私たちはそれを認め、それを拝聴してですね、それに従いますけども、日本の国民がですね、この皇位の断絶、つまり、皇位継承制度という形と皇室の在り方を一緒くたにしてですね、自分たちで女系を決めようというような、つまり、皇室典範が優先するようなですね、いうことを言うようなのは全く間違っているということであります。あえて、こういうことを私はこの放送で言いたくなかったんですけども、これから高森さんともご相談申し上げますけども、この問題については討論の中でやることはいいけども、一方的な形でこういう形で、私の今言ってることもそうなんですけども、こういうことは本当は控えたいと思います。国民的な議論としてですね、非常に、あの、共通な意識を持つことは必要なことですけども、こういうとこで、宣伝をしあうようなね、これはこの間も言いましたように政治的なイデオロギー論争では御座いませんので、控えたいと思っております。
<---------- ここまで ---------->
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【高森アイズ】皇室典範をめぐる最も基礎的な4つの論点
2009年12月2日(水)放送分(動画:10分36秒)
http://www.youtube.com/watch?v=T6a8Xzb-XoU
桜プロジェクト水曜日コラムコーナー
以下の4つの論点をあげられ、その論点についての解説、意見を高森明勅氏が述べられました。
①皇室の存続、皇統の維持を願うのか、否か
②皇室の御意思に忠実であろうとするのか、否か
③皇室典範の改正を求めるのか、否か
④妥当かつ実現可能な危機打開策とは何か
こちらの内容は、水島総氏の小林よしのり氏批判とは直接関係がありませんので、テキストにはとりあえず起こしません。内容はリンクを貼った動画にてご確認下さい。
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
【皇統】男系・女系、議論の前に
2009年11月26日(木)放送分(動画:18分43秒)
http://www.youtube.com/watch?v=IKeGotI-vUY
桜プロジェクト木曜日
※内容の紹介は省略します。
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以上になります。今後の議論、チャンネル桜での討論が実りあるものになることを願っております。
投稿者 zunichi : 2010年02月23日 03:45
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